💙社内研修③
☆こんにちは！青い鳥八千代です(*^^*)
今回は、
2月下旬に
社内研修を行いましたので
その内容をお伝えします🙇
今回のテーマは
「指導員の関わり方について」
です。
こういうテーマは
人によって考え方が
様々で、
一概に
「こうするべき！」
というのは
説明は難しいのですが、
「福祉」という枠の中で
良いと言われる考え方と
ちょっとだけ管理者の持論も
交えて説明しました。
今回の研修で八千代のスタッフに
知ってもらいたいのは
「お子様の発達段階を大きく4つに分け、その発達段階のそれぞれの特徴を知り、それに応じた支援の仕方」
「構造化によるお子様もスタッフもが安全かつ安心な事業所作り」
「ABC析学による問題行動と言われる行動の考え方」
の３つです。
これを一つひとつ説明するのは
かなり長文に
なりますし、
私なんかの説明より
もっとお偉い方の
書籍や講演を
聴いた方が
絶対良いので省きますが(笑)
せっかくなので、
私たち青い鳥八千代で
行っている構造化を
ひとつだけ紹介させて
頂きます。
※タイムスケジュール(今日の流れ)
子どもたちが一日の流れが
分かりやすいように
ホワイトボードに
イラストと文字で
流れを貼っておきます。
この際に
私は写真は基本的に
使用しないよう
スタッフに
伝えています。
何故ならば
写真の場合では
特にASD(自閉症スペクタクル障害)の
お子様は
全体を把握するのに
時間がかかります。
例えば昼食を
示すときに
お弁当箱の写真を
使用したとして、
そのお弁当箱に
お花のイラストが
入っていたら
お弁当箱ではなく、
そのお花のイラストに
意識がいってしまう可能性が
あるからです。
なので、
青い鳥八千代では
簡単なイラストと文字のみにし、
それが何を示しているのか
分かりやすくして
作成して
タイムスケジュールに
貼っています。
実際にお見せすると
この日は
朝の会→体操→自由時間→給食…
と続く予定なのですが、
実際に朝の会が始まりました。
朝の会が終わったら…
朝の会のマグネットを
外します。
体操が終わったら…
体操のマグネットを
外し、自由時間となりました。
そうする事により
子どもたちが今現在
何の時間であるのか
視覚的に理解しやすく、
特にASDのお子様は
今、何の時間であるのかが
理解出来ないと
不安になります。
このタイムスケジュールの
仕方を取り入れることで
子どもたちの理解は
かなり早くなり、
混乱を招くことが
なくなりました。
実際それを楽しんで
「朝の会は～お～し～まい！」
などとスタッフと
楽しんで次の活動への移行を
行う子もいます😊
このような構造化の
考え方は
TEACCHという
アメリカで行われている
主にASDの方を
対象としたプログラムを
参考に行っています。
このような構造化を
青い鳥八千代では
取り入れています。
しかし、
何でも構造化すれば良いのか…
と言ったら
私も答えは違います。
何故ならば、
私たちが生きている社会は
構造化などない
「非構造化」の世界
なのだから…。
普通の放デイなら
まだしも、
中高生対象の
私たちのような事業所で
構造化ばかりに
目を向けてしまって
良いのか。
この事業所“だけ”
安全に安心に過ごせる環境に
慣れさせ過ぎて良いのか。
そこでのジレンマは
少なからずあります。
それでも私は
全員が今を安全に、安心に過ごせる
環境作りを優先しました。
もちろん今利用してくれる
子どもたちの将来も
見据えています。
その子の発達段階を
見極めて、
卒業までの間に
何が私たちにできるのか
今後の支援の方向性を
考えていく事のも
とても重要です。
中には一般就労という
完全に非構造化の環境に
飛び込む子もいるのだから…。
実際に社会人になると
これだけの事が
変わるのだと
集団学習でも
子どもたちに
伝えました。
(💙今週の活動(2月3日～2月7日)参照)
改めて研修を通して
考えていくと、
療育というのは
奥が深く難しく
自分もまだまだだな～と
痛感されますね。
少しでも構造化や
TEACCHについて
興味を持たれましたら
やはり色んな書籍が
ありますので、
読んでみると良いかも
しれません(笑)
それでは
毎回長文になり
大変申し訳ございません💦
最後まで読んで下さり
ありがとうございました。
今後とも青い鳥放課後等デイサービス八千代を宜しくお願い致します🙇
青い鳥放課後等デイサービス八千代
管理者：齋藤
